骨盤とは？
骨盤とは「仙骨」「寛骨」「尾骨」から構成されており、骨盤内蔵器を包み込むようになっています。「仙骨」には脊椎（いわゆる背骨）が繋がっています。脊椎は姿勢にも大きく関わりのある骨なので、上半身のバランスにも影響がでてしまいます。また、仙骨と直接繋がる腰椎は骨盤から受ける影響も大きく、骨盤のずれが腰痛の一因になることがあります。さらに、骨盤がずれていると、周囲の筋への血流が悪くなり、むくみや冷え・疲れがとれにくいなどの支障がでてしまいます。
骨盤と腰痛
腰の骨は通常は前側に少しカーブしています。骨盤が前に倒れると、背骨の前側のカーブがきつくなり「そり腰」になります。反対に骨盤が後ろに傾くと、背骨のカーブがなくなり背骨がまっすぐになります。腰の骨は前側のカーブがきつくなりすぎても、まっすぐになってしまっても、足を地面についた時の衝撃が吸収しずらくなるので「腰痛」につながってしまいます。
骨盤と子宮
子宮は女性の骨盤内臓器に含まれていて、骨盤と直接つながっているため、骨盤が歪んていると子宮にも大きく影響します。骨盤からハンモックのように左右からつり下がっている状態の子宮ですが、元である骨盤がずれてしまうと、左右の引っ張られる力に差が出てしまい、子宮も歪んでしまいます。すると子宮内膜を体外へ排出しづらくなり、余計な力が必要になって、生理痛を悪化させる一因になってしまいます。
初めての方は問診票に記入をしていただきます。
問診票をもとに、お身体の状態やお悩みを詳しくお伺いいたします。
左右の足の長さの違いや、筋肉の緊張、身体のバランスなどをチェックして、骨盤の歪みを確認します。
うつ伏せで、手技による骨盤矯正の施術をします。
施術後、再び足の長さの違いや体の歪みをチェックします。その様子に合わせて今後のどのくらいの期間に何回くらい通うとよいかなど、施術計画をご説明させていただきます。お身体の状態・様子によって異なりますが、1度の施術で歪みを矯正しても、日常生活の中で元に戻りやすくなってしまいます。効果が続いているうちに、再び施術を行うことで、徐々に戻りを減らしていきます。姿勢などに気を付けるだけでもキープ力は変わってきますので、生活上のアドバイスなどもお話しさせていただきます。
