心と体を整えて、免疫力を高めよう

心と体を整えて免疫力を高めよう

風邪をひきやすい人と風邪をひきにくい人、傷がすぐに治る人とそうじゃない人…なぜ人によって違うのでしょう?その違いは体を守る力、免疫力にあります。ちょっとした毎日に気を付けることで、体を守る力、免疫力を高める工夫ができます。

睡眠と生活習慣で粘膜の回復を助ける

免疫力を高めるためには、花粉やウイルスなどの有害物質を体の中に侵入させないようにバリアする力が大切です。バリア力の強さは、皮膚や粘膜などに関係しています。睡眠をしっかりととるだけでも、花粉やウイルスの侵入経路となる鼻やのどなどの粘膜の回復の助けになります。

●甘いものを控える
甘い食べ物・チョコレート・スナック菓子・インスタント食品・ファーストフードなどは食べ過ぎると、鼻炎が悪化したり、炎症をおこしやすくなります。

●夜更かしに注意
睡眠は体の回復にとても大切です。しっかり寝ることで、弱っている粘膜や体の回復を助けることができます。

体温アップで免疫力アップ

体温が1度下がると免疫力は30%下がると言われています。基礎体温の高い人ほど病気になりにくいと言われています。体温が上がると、血流がよくなり、免疫機能を持つ白血球が増えて活発に働きます。これが体の中をめぐって、ウイルスや細菌などを見つけてくれます。

冷えを解消すると血流がよくなり、内臓の働きもよくなり、胃腸の不調や生理痛なども緩和されます。そして血流がよくなると、健康の要である「質の良い睡眠」をとることができます。

【体を温めるポイント】
◆冷たい飲み物・食べ物は控える(サラダなら温野菜が◎)
◆朝に白湯を飲む(味噌汁やスープなどもおすすめ)
◆湯船につかる(40度のお湯に10~15分ほどゆっくりつかる)

お風呂

太陽の光に当たって心と体を整える

太陽の光には体内時計を整えたり、気分を安定させるセロトニンを作る力があります。さらに日光に当たることで、ビタミンDが活性化されて、免疫機能も上がると言われています。

ビタミンD・セロトニン

太陽の光はシミのもとになるのではないかと気になりますよね?そんな時は手のひらだけでも当ててみましょう。手のひらはメラニン色素が少ないので、日焼けしにくいのです。 紫外線のダメージを受けすぎず、健康な体のための日光浴は、1日15分程度が目安です。歩いて買い物に行く、散歩をする、バルコニーに出るなど、少しでよいので太陽の光に当たってみてはいかがでしょうか。

基本的な栄養や睡眠をしっかりとって、体を守る工夫をしたいですね。
心も体もよりすこやかな毎日を。

その他にも気になる点や
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