●体がだるい、重い…
●眠気がとれない、朝すっきり起きれない
●頭痛がひどくなる
●めまいがする
梅雨のこの時期、なんだか眠気がとれない、体がだるい、重いという方も多いのではないでしょうか?
気圧の変化の影響
「雨の日や雨の前日は、頭が痛い」
「台風の前になると、どうも体調が悪い」
無性に悲しくなったり、イライラしたりする場合もあります。
人によって程度の差こそありますが、
誰にでも起こりえる症状で、ここ数年で増えていると言われています。
こういった体調不良は気圧の変化の影響で、
特に耳の奥の「内耳」という部分が気圧の変化を感じます。
天気が崩れる時に徐々に気圧が下がり、
内耳が敏感な人はそれを感じとり、脳に情報を送ります。
すると自律神経の乱れから頭痛・めまい・耳鳴りなどが発生するのです。
◆耳マッサージで予防
耳の周りの血流が悪いと、内耳のリンパが滞り、めまいや頭痛を引き起こしている可能性があります。そんな時は耳をくるくるマッサージするのがおすすめです。両耳を軽くつまんで、上~横~下へとゆっくりひっぱったり、ゆっくり回したりして、血流をよくしてあげましょう。
梅雨の湿気で体内のめぐりが悪くなる
雨が続く梅雨の時期は、雨による湿気の影響で、
体に余分な水分がたまりやすくなります。
水分自体は体に必要なものですが、
必要以上な余分な水分は体にたまると、
体内のめぐりが悪くなり、
頭痛やむくみ、めまいなどの原因になると言われています。
湿度が上がる
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水分が体にたまる
▼
体内のめぐりが悪くなる
▼
むくみ・めまい
◆梅雨の頭痛
頭がずーんと重く感じたり、熱っぽく感じたり、気圧の変化や多湿による頭痛が起きやすくなります。
◆梅雨の関節痛
湿度の高い日が続くと、関節や神経のめぐりが滞って痛みが生じやすくなります。特に影響を受けやすいのが、ひざ関節です。
◆梅雨のモヤモヤ
雨が続くと気分もモヤモヤ…。体の重だるさから倦怠感を感じることも。
さらにめぐりが悪くなると胃腸が弱り、
食欲不振や消化不良が起きやすくなるので、
それが体調不良にもつながります。
乾燥する秋には「食欲の秋」と言うほど、
食欲が増し、消化が良くなるので、その反対ですね。
梅雨のだるさをすっきり!ケア
梅雨の体調不良を整える対策としては、
- 冷たいものをとりすぎない
- 胃腸に負担をかけないようにする
- 適度に汗をかく
など、まずは普段の生活で気を付けてみましょう。
食事は温かいものやあっさりしたものがおすすめですが、
「よく噛んで食べる」「腹八分にする」だけでも胃腸の負担を減らせます。
食事の他にも、ゆっくりとお風呂につかるのも大切ですね。
鍼灸師のおススメ
●胃腸を元気にする
しいたけ・まいたけ・豆腐・納豆
●体を温めて体内の循環を促進する
ショウガ・ミョウガ・ニラ
●余分な水分を排出する
ハトムギ・トウモロコシ
ツボへのお灸もおススメ
重だるさなど、病院へ行くほどではない「なんとなく調子が悪い」時には
足のツボなどへのお灸もおススメです♪
鍼にプラス500円で追加できるお灸オプションもありますし、
やさしくじんわりと温まる箱灸もご用意しています。
この時期の大気はとても不安定。
気温も上がったり、下がったり、安定しませんよね。
心も体もすっきりしないのは、そのせいかもしれません。
でもこのどんよりとした梅雨も終わりがきます。
季節が切り替わるまで、うまく体をいたわりながら乗り切りましょう。
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