●口を開けるとカクカク音がする
●食べると耳の付け根やこめかみが痛い
●口を大きく開けると痛い
こんなことありませんか?
こういった症状は大なり小なり、実は多くの方が経験があるそうです。
これがひどくなると口を開けることが辛くなり、顎関節症や食いしばり(噛みしめ・歯ぎしり)と呼ばれます。
最近は20代~30代の女性に特に多くみられます。
顎関節症や食いしばり(噛みしめ・歯ぎしり)は口が開かなくなったり、逆に閉じなくなったり、頭痛や耳鳴りも引き起こします。
さらには、顔のゆがみにもつながり、頬骨の左右差やほうれい線にも影響してきます。
食いしばり(噛みしめ・歯ぎしり)をするのはなぜ?
●ストレス
●デスクワーク
●歯の嚙み合わせ
<ストレス解消のために無意識に噛みしめる?>
顎関節症の原因のひとつと言われている食いしばり(噛みしめ・歯ぎしり)。
精神的に大きなストレスを感じると、人は無意識に歯を強く食いしばったり、歯ぎしりをすることで、日々のストレスを少しでも解消しようとします。
食いしばると鼻呼吸になり、深く呼吸ができ、自律神経の「リラックスモード」副交感神経が優位になるからです。また、眠りが深いと、筋肉の動きが抑制されますが、眠りが浅いと抑制がなくなって、食いしばり(噛みしめ・歯ぎしり)が起こってしまいます。
最近では、長時間のパソコン作業やスマホによるコリも顎関節症・食いしばり(噛みしめ・歯ぎしり)の原因のひとつと考えられています。
実際、食いしばり(噛みしめ・歯ぎしり)のある方は腕や手も硬く、こりの強い方がとても多いです。
また、肩こりや首こりでご来店の方の多くが食いしばり(噛みしめ・歯ぎしり)の症状も合わせてお持ちのことがよくあります。
食いしばり(噛みしめ・歯ぎしり)が頭痛や顔のゆがみに
食いしばり(噛みしめ・歯ぎしり)の影響は顎関節症だけではありません。
●頭痛
●肩こり・首こり
●顔のゆがみ
●表情筋やたるみ
食いしばり(噛みしめ・歯ぎしり)は顎関節症だけではなく、頭痛や肩こりなどを引き起こすこともあります。
食いしばり(噛みしめ・歯ぎしり)をして側頭筋が緊張すると、頭痛を起こすことがあるからです。
さらに側頭筋だけではなく、咬筋など様々な筋肉が緊張を引き起こすこともあり、肩こりや首こりの原因にもなります。
また、顔のゆがみやほうれい線などへ影響する場合もあります。
食いしばり(噛みしめ・歯ぎしり)から口の周りの筋肉が緊張してしまうと、ほうれい線が目立ち、表情筋への影響があります。
たるみに悩んで美容鍼で来店されるお客様の中にも、ヒアリングをしていくと、食いしばり(噛みしめ・歯ぎしり)がひどい、というケースも多々あります。
食いしばり(噛みしめ・歯ぎしり)度チェック
寝ている間に食いしばり(噛みしめ・歯ぎしり)をしていると、頬の内側に白く線がつくことがあります。
舌の横の両側に歯の跡が付くこともあります。
さらに、上を向いたときに首の前がつっぱる感じがする時は、注意が必要かもしれません。
●「首の前側」が痛い→食いしばり(噛みしめ)が原因
●「首の後ろ」が痛い→肩こりや背中のこりが原因
食いしばり(噛みしめ・歯ぎしり)のケア
●歯医者や口腔外科
歯並びや噛み合わせに原因がある場合。
●腹式呼吸と深呼吸
仕事の合間、寝る前など、腹式呼吸を意識してみましょう。のびをして、一度深呼吸するだけでも。腹式呼吸をすることで、からだ全身がリラックスできます。
●鍼やお灸
鍼やお灸で筋肉を緩ませ、食いしばり(噛みしめ・歯ぎしり)してしまう状況を緩和します。副交感神経を優位にして、体をリラックスモードにすることができます。
痛みや不調の原因はひとつではなく、複数の原因が積み重なって起こることがほとんどです。
例えば「頬杖をつく」「肩と頬で電話を挟む」「片側を下にして寝ている」など無意識のうちに顎に負担をかけていることもあります。それらを意識して生活するだけでも、変化を感じることができる方もいます。
歯並びや嚙み合わせが原因の場合は、歯医者や口腔外科に行くことをお勧めしますが、ストレスや肩こりなどが原因で食いしばり(噛みしめ・歯ぎしり)をしてしまう場合は、とにかくリラックスすること、体の力を抜くことが大切です。
やるべきことに追われて忙しく生活していたり、一日中パソコン作業をしていたりすると、体に力が入ったままになりがちです。
鍼やお灸で筋肉を緩めて、食いしばりをしてしまう状況を減らしていく事もオススメです。
鍼を刺すと血流が上がり、副交感神経が優位になり、体をリラックスモードにすることができます。
食いしばり(噛みしめ・歯ぎしり)に鍼灸ができること
●食いしばり(噛みしめ・歯ぎしり)で硬くなった筋肉をゆるめる
●力が入りがちな体をリラックスモードにする
「肩こりや首こりの筋肉の緊張から、食いしばり(噛みしめ・歯ぎしり)をしてしまう。」
「ストレスから食いしばり(噛みしめ・歯ぎしり)をしてしまう。」
どちらの場合もあると思います。
どちらの場合も、硬くなった筋肉の緊張を鍼やお灸でゆるめて、食いしばり(噛みしめ・歯ぎしり)をしてしまう状況を減らしていくことができます。
顎の痛みや食いしばり(噛みしめ・歯ぎしり)がある方の場合、
- 咬筋
- 側頭筋
- 胸鎖乳突筋
などが硬くなっていることが多くあります。
ストレスが原因の不調の多くは「ストレスをためないようにしてください」とよく言われますが、実際は難しいですよね。
鍼を刺すと血流が上がり、副交感神経が優位になるので、体をリラックスモードにすることができます。
鍼の施術中や施術後に眠くなるのは、副交感神経が働いているからです。
力が入りがちな体をゆるめてあげることで、食いしばり(歯ぎしり・噛みしめ)を緩和していくことができます。
顎関節症・食いしばり(噛みしめ・歯ぎしり)の施術例
実際のこれまでのお客様の施術例をご紹介しています。
「どのくらい通うの?」「どのメニューがいい?」など、
迷った時の参考にしてください。
少しでも同じようなお悩みを持つ方のお役に立てれば幸いです。
▼顎関節症・食いしばり(噛みしめ・歯ぎしり)の施術例
→食いしばり(噛みしめ)・こめかみの頭痛(20代・男性)
→顎の痛み(40代・女性)
→顎関節の痛み・頬のたるみ(40代・女性)
その他にも気になる点や
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